STORY 01
知ってます?
その名も「玉ねぎマルチ」。
冬の人気商品です。
何を売るか、いくらで売るか、どう売るか。しっかり考えて、価格を決めたり仕入れたり。そんな売場づくりが自分のメインの仕事です。たとえば寒くなってくると、ストーブなんかの暖房器具や防寒衣料がよく売れます。これはすぐに想像がつきますよね。でも園芸部門では玉ねぎの苗が売れる時期でもあって、それらを植えるときに使う「玉ねぎマルチ」っていう等間隔に穴の空いた黒いシートが人気商品。今年も入口正面の一番目立つところにたくさん並べました。在庫の量も増やして欠品にならないように。こういうのはその商品のことを知ってないとできません。お客さまの声を聴いたり、前年の売上データを見たりしながら、売れるものを自分でみつけていくって感じです。
STORY 02
人と競合に目を凝らす。
自分の売場をもっと
良くしていけるように。
ダイヤモンドマスクってわかりますか。くちばし状で、口元に空間ができて呼吸しやすい形のマスクがあるんですけど。休日に熊本市内で遊んでると、たまたまそれを着けてる人が多いなって感じたんですよ。「これはイケるかも」と早速仕入れてみたところ、大当たり。気づけば人をよく見るようになってます。買い物に行ったときは商品よりも売場のほうに目が行きがちですね。たとえばあるアパレル店では陳列棚の様子が気に入って、思わずスマホで写真をパシャっ。当時担当していた衣料品売場では価格表示のわかりづらさが課題だったんですけど、参考にさせてもらいました。やっぱり自分は、一生懸命考えてつくった売場に誰かが目を留めてくれるのが一番うれしいです。
STORY 03
オリジナルが許される。
そこがナフコの
いいところ。
地域ごとに売れるものも違ってくるんですよね。うちだったら園芸用品やお花の苗がよく売れるんですけど、熊本市内の店舗だと日用品のほうが売れたり。店によってさまざまで、それに応じて売場を変えていけるっていうのが面白いです。もちろん本部の大方針はあるんですけど、全部が全部そのままってわけじゃなく、その店オリジナルのやり方が売場にちょこちょこ入ってて、それが許される。ここがナフコのいいところだと思います。自分、将来は農業がやってみたいんですよ。でもまだまだ知識も足りてませんし、先輩や上司にアドバイスを頂いている身。誰にも頼らず、自分一人で納得できる売場をつくれるようにならないと。それまでは辞めることはないですね。