STORY 01
物の流れを操り、
全国のナフコに
商品を行き届かせる。
店舗は日々、商品の発注をしますよね。たとえばあるAという店が10社のメーカーに発注したとします。各社のトラックがそれぞれA店まで持って来てしまうと納品が10回。つまりA店にしてみれば、検収等の荷受け作業が10回発生することに。これはさすがに手間ですよね。そこで物流センターの出番となるわけです。センターは各店への納品物をまず一手に引き受けます。メーカーから届いた商品はここで配送先ごとに積み直されて、センターのトラックで再出発。荷物がまとまれば納品も1回で済みますし、納期だって明確。いいことだらけでしょう?私の仕事は、この物流センターをつかって全国の店舗に商品を行き届かせることなんです。
STORY 02
お取引先様の事情に寄り添い、
お互いが納得する
物流センターをご利用頂いているお取引先さまは、100社になります。基本的には利用案内書のルールに沿って荷物を入れて頂くわけですが、100社以上あれば各社の事情も100通り。そう簡単には一本化できません。たとえば荷姿(荷物の形状)。センター側にしてみればサイズ計測機を通す都合から、理想の形は「きれいな箱状」なんですが、工事現場でよく目にするカラーコーン等の異形物や長いパイプ状のものとなると、そのすべてをメーカー側で箱に詰めろというのも酷な話です。ならば、と無理強いはせずに箱詰めナシでOKにして、替わりにサイズ情報をもらう等、お互いが納得する落としどころを探して地道な調整を重ねていきます。そこがこの仕事のキモなんです。
STORY 03
誰を喜ばせる仕事?
物の先にいる人を思いながら、
安定供給を維持していく。
ナフコの良さは「やりたいようにさせてもらえる」ことだと思っています。でも先ほどのカラーコーンのような例からもおわかりの通り、それが自分本位では仕事はうまく回っていきません。どんな荷姿で入ってきたら店としてうれしいか、効率がいいか。私は店舗経験が長かったこともあり、現場目線でモノを考えるようにしてきました。急ぎの注文品を他店から店舗間移動で持ってきたりすると、すごく喜んでもらえますし、センターに備えた災害用備蓄品は、万一の際にもスピード感をもって被災地に届けることができるでしょう。そんなふうに人が喜ぶ具体的なシーンを思うことが大切です。誰かが必要としている物を確実にお届けする。貢献できている実感は非常に大きいです。